calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>

categories

archives

profile

商品の紹介について

このブログではアフェリエイトを利用して管理人おすすめの紹介をしておりますが、実際の取引はお客様とリンク先商品提供者との間で行われ、当ブログ並びに管理人は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。お取引に関して生じる問い合わせは、お取引先までご連絡ください。

ライカ沓罅Δ茲Δ笋修理完了

0
    回り道してきたライカ沓罎僚ねもようやく大詰めです。ここまでの道のりは
        ライカ沓罅Ε侫薀奪轡綸静凜札困ら大分解の旅へ
        ライカ沓罅Ε好蹇璽バナの清掃
        心配的中!!!ライカ沓罅再組立ての巻
        ライカ沓罅Α屮侫薀奪轡綸静凜札此廚僚ね
    です。今回は軍艦部カバー上の部品を再組み付けします。
    尚、今回不注意にもアイピース固定ネジを無くしてしまいましたが、「ライカショップくらもち」さんから分けてもらい、事なきを得ました。感謝!!
    leica3f921.問題の原因究明ができたので、X接点のリードをハンダ付けします。ハンダ付けの後は念押しのフラッシュ点灯確認です。

    leica3f982.シューを再組み付けします。ワッシャの方向を間違わないように・・・

    leica3f933.巻き戻しノブを再組み付けします。巻き戻しの軸受けには、写真の様に、ピン用の溝が切ってあります。

    leica3f94再組み付けする巻き戻しノブの部品です。左側の部品から順に積み上げます。
    左端の部品にピンが打ってあるのが見えますが、このピンが軸受けの溝にはまります。

    leica3f95撒き戻しノブと巻き戻し軸との結合はリングのビス止めによって行われています。このリングの上下は非対称で、写真の様にビス穴が下側に来る方向で取り付けます。

    leica3f964.次はファインダーの対物レンズのはめ込みです。


    leica3f101向かって右側の丸窓には、周辺にネジが切ってある素通しガラスレンズをねじ込みます。しっかりねじ込んだ後で、飾りリングをねじ込みます。

    leica3f102左側のレンズの周辺にはネジは切ってありませんので、ゆっくりと押し込みます。このレンズを回転させて、焦点合わせの二重像の上下を調整します。上下位置が一致すれば、飾りリングを取り付ける事ができます。

    leica3f103飾りリングは専用工具を使って締め付けますが、写真の様に指サックをしてねじっても相当締めることができます。

    leica3f1045.正面の化粧ビスをねじ込みます。このビスの穴は、奥にあるマイナスネジを左右に回して焦点像を左右に動かす為にありますが、今回はその作業は不必要でした。

    leica3f996.次にアイピースの再組み付けになりますが、冒頭述べた様にビスを1本飛ばしてしまい行方不明にしてしまいました。とりあえず残りの1本で固定します。
    ネットで調べると、「ライカショップくらもち」さんと言うお店が部品を扱っている様なので、電話でお話しし、ゆずってもらう事にしました。代金は600円でした。これで愛機も恥ずかしくない姿に戻ります

    leica3f100ここまで固定できました。

    leica3f1057.シャッター速度ダイヤルを再組み付けします。このダイヤルは、巻き上げてチャージした状態でシャッター速度を設定するものです。
    右の写真では、シャッター速度ダイヤルはまだ速度設定リングにかぶさっていません。この写真の後の手順としては、速度設定リングを回転させてシャッター速度1/1000で幕が動く位置を探し、その位置で巻き上げチャージアップし、シュー上の矢印がダイヤルの1000を指すがになる様にシャッター速度ダイヤルを固定します。
    シャッター速度ダイヤルは3本のイモねじで固定されます。

    leica3f106速度設定の仕組み・・・
    速度設定リングから出ているピンが、左の図の各シャッター速度の穴にはまって、その速度の設定になります。速度の設定を変えるには、速度設定リングを浮かせて、バネ力で穴にはまるまでリングを回転させてやります。

    leica3f978.底板も固定します。

    leica3f1079.カバーを組み付けます。フィルムの圧着板、板バネ2枚も外れていますので、板バネの方向を間違えない様に注意して、取り付けます。
    圧着版の表面にキズを付けるとまずいので、圧着板はテレホンカードで押さえて、そのまま機構部本体をスライド挿入します。

    機構部挿入後はビスで固定します。

    leica3f10810.完成です。
     

    ライカ沓罅Α屮侫薀奪轡綸静凜札此廚僚ね

    0
      どうやらライカfのスローガバナーも清掃完了したし、道すがら「フラッシュ点灯セズ」問題の解析を行ってきたので、ここらで整理して対策に取り組みます。
      leica3f401.軍艦部カバーです。
      シュー取り付け部分の窓にリード線の先端が覗いています。
      又、シャッター速度ダイヤルを外した穴にも導電体の部品がはめこまれています。

      leica3f41シュー取り付け部分の窓を拡大しました。

      leica3f69裏から見ると、リード線はX接点から出ています。
      シャッター速度ダイヤル回りには金属リングがはめこまれています。


      テスターで電気抵抗を確認した結果・・・
      X接点とリード線先端は導通
      X接点とカバーは非導通
      カバーと金属リングは導通
      金属リング横の紙?は絶縁物

      leica3f642.フラッシュ点灯により、導通状態の裏を取ります。
      X接点にフラッシュ付属の電線を差し込み、リード線先端からクリップで延長させたテスト端子をカバー、金属リング、と順番に触っていきます。

         カバー触ったら、フラッシュ点灯
         金属リング触ったら、フラッシュ点灯
         金属リング横の紙?に触っても、フラッシュは反応しない

      leica3f653.本体側に目をやります。
      軍艦部カバーと電気的に関連がありそうなのは、緑の丸で囲んだ端子と赤い丸で囲んだ端子です。この2つの接点間の抵抗値を測定してみると、完全な絶縁状態でした。
      次に、黄色い矢印で指し示したレバーがシャッターボタンと連動して上下します。緑の丸で囲んだ端子と赤い丸で囲んだ端子間の抵抗値を測定した状態でこのレバーを上下して見ました。
      結果としては、レバーを下げた時には、2つの端子間は導通状態になりました。

      leica3f66この写真の様にシャッターボタンを押した時に、レバーも押し下げられて、端子間が導通状態になります。

      leica3f67フラッシュを接続して裏付けを取ります。
      写真の様に接続しておいて、シャッターボタンを押します。
      結果は・・・・OK(フラッシュ点灯)

         フラッシュ付属の電線をカバーX接点に差し込む
         カバーと本体端子赤丸をジャンパー線でつなぐ(黄色
         カバーX接点からのリード線を本体端子緑丸につなぐ
      ここまでの確認結果を絵にしました。
      leica3f68
      残る疑問は、シャッター速度ダイヤル周辺の「ストロボ同町ダイヤル」とやらの仕組みです。
      しかし、残念ながら、これは判らないままです。
      leica3f714.単体での確認は終わりましたので、軍艦部カバーを本体に再組み付けします。

      leica3f72a5.再組み付け後のシュー取り付け部窓です。
      向こう側から頭を出しているのがX接点からのリード線です。本体に彫られた溝を通っています。

      leica3f736.最終確認です。X接点からのリード線を本体端子緑丸に接続します。この状態でシャッターボタンを押し、フラッシュが点灯する事を確認します。
      無事点灯したら、リード線を端子緑丸にハンダ付けします。
      問題の原因は何だったのでしょうか?
      そうです、リード線と端子との間の「断線」だったのです。
      最初にそれが判っていれば、大分解する必要は無く、はんだ付けだけで終わっていました。
      教訓 : フラッシュが点灯しない場合は、まずシューを外してリード線、端子の状態を確認する事。


       

      心配的中!!!ライカ沓罅再組立ての巻

      0
        JUGEMテーマ:中古カメラ・レンズ・撮影機材
        先日の再組立て(記事はこちら→)でライカ沓罎離好蹇璽バナを取り付けました。
        初めてのトライだけに心配を残して・・・・・
        さて日が改まって、「軍艦部を仕上げましょう♪」の部をスタートします。
        スタートだけは、順調に「軍艦部から」なのだが・・・
        leica3f741.軍艦部と言えば、ファインバーブロックの一部が、接着が取れて脱落してしまっていたので、まずはこれの補修からです。

        写真ではわかりにくいですが、ハーフミラー側の側板が取れてしまいました。

        leica3f75これが取れた側板です。

        leica3f762.接着剤は、ゴム・皮用のボンドを使いました。適度な接着強度と、トラブル対策での剥離を考えた結果です。
        この後軍艦部カバーを付けて、シャッター速度ダイヤルの取り付けを行い各シャッター速度でのシャッター幕の動きを確認します。しかし、スローシャッター時での動きが全く思惑通りではありません
        何かが間違っています。
        仕方がないので、もう一度スローガバナーまでバラシーーーーです。
        leica3f77a3.単体スローガバナーまでバラシました。
        あー、情けない。
        スプリング足を掛ける位置がどうやらまちがっていた様です。
        黄色丸で囲んだのが、正しい掛け位置で、重要な役目を果たすタイマーチャージ用の足位置が間違っていました。

        左の様に正しく掛け直すと、バネ力が強く伝わり、さらに外れにくくなります。
        ガバナーそのものの間違いは直しました。
        次は、ガバナーからシャッター速度への伝達経路です。
        トライアンドエラーを繰り返したのですが、ここでは要点をまとめてみます。
        leica3f79
        4.写真は正面から機構部を見たもので、下の方にはスローガバナーが固定されています。
        写真の左側の方に軸が1本通っているのが、わかります。
        この軸は、上には爪が固定されており、下にはスローガバナー上のピンと連結するアームが固定されています。

        leica3f82軸の上部(軍艦部の中)に注目します。シャッター速度ダイヤルと先幕回転止め爪、後幕回転止め爪は、シャッター幕ドラムと同軸になっています。その内の後幕回転止め爪の回転を受け止めて止めるのが、今回の軸上部に固定されている爪です。

        写真中、左がスローダイヤル「1」、右がスローダイヤル「30」の状態です。スローダイヤル「10」でも左写真の状態になります。すなわち、ダイヤル裏で軸を押さえている突起の高さが、ダイヤル位置によって変化し、軸の押し込み量イコール先端の爪位置を変えているのです。爪はダイヤルが「30」の時一番浅く、「1」、「T」、「10」の時に深くなります。

        leica3f78この軸の下側にはアームが付いていますが、このアームの先端は右の写真中で黄色で描いたような形状をしており、スローガバナーのチャージギアに固定されているピンと結合します。

        チャージ時のアームの位置は、軸すなわちスローダイヤルの位置によって変化します。ダイヤルが「30」の時一番定位置に近く、、「1」、「T」、「10」の時に離れます。
        動きの整理
        シャッターを押す→先幕移動→ドラム引っ張られて回転→後幕回転止め爪も回転→軸上部先端爪に当たる→軸下部アームでスローガバナーをチャージ→タイマースタート→軸下部のアームが定位置に向かう→軸上部の爪がドラム軸から徐々に逃げる→やがて軸上部で爪同士が外れる→後幕移動

        leica3f775.スローガバナーを上側から見ます。
        横たわっている黒いものは速度高低切り替え用レバーです。自然状態では、写真中のバネ力の働きによってこのレバーは右側になっており、ガバナーは低速です。
        ところが、このレバーを左側に引っ張った状態では、ガバナーは高速になります。
        さらに、速度高低切り替え用レバーの位置を決めているのが、前板裏に設けてある、スローダイヤルから出ているレバーです。

        スローダイヤルが「T」、「1」ー「4」の時はガバナーが低速で、「30」ー「10」の時はガバナーが高速で動く様に、2つのレバーが働きます。

        leica3f83この2つのレバーの結合状態をのぞき穴から見ておきます。
        写真左がダイヤル「30」ー「10」で、右が「1」ー「4」です。

        leica3f856.せっかくですから、回転して来た後幕回転止め爪が軸上部先端爪に当たっている写真を撮りましたので、掲載しておきます。

        後幕回転止め爪は高速で赤矢印の方向に回転して来て軸上部先端爪に当たって止まります。その後軸上部先端爪はスローガバナーの動きにしたがって黄色の矢印の様に動き、最終的には後幕回転止め爪から外れます。

        この当りの部分を始め、円滑な滑り、回転、動きが必要な場所には潤滑油をさし、シャッター速度の確認結果は、今度はOKでした。

        leica3f877.再び軍艦部カバーを取り付けます。

        ファインダー窓が出っ張っていますので、注意深く行います。


        leica3f88ここまで入れば、もう大丈夫です。

        leica3f898.軍艦部カバーを付けたら、さっそくシャッター速度ダイヤルを付けます。

        leica3f90こんな感じ。
        この上からダイヤルをかぶせます。

        leica3f919.巻き上げノブも付けます。カウンターアップ機構も一緒です。バラシの時にさんざん苦労(こちらの記事→)しましたが、その学習効果が出て組み付けは無難に終わりました。
        シャッターボタンの飾りリング、リワインドレバーも組み付けました。
        ようやくここまで来ました。
        本来の課題「フラッシュ点灯せず」についても、ここまで分解、再組立てを繰り返す中で、どうやら明かりが見えてきましたが、それにしても疲れたので、少し休んで取り掛かりたいと思います。

        ライカ沓罅Ε好蹇璽バナの清掃

        0
          前回分解してしまった(記事はこちら→)ライカ沓罅∧解した以上はフラッシュ点灯セズ問題以外にもお掃除しておきましょう、と言う訳でスローガバナに手を出しました。
          leica3f481.スローガバナは前板後ろに有ると信じて、前板を外すことにしました。

          前板外しには邪魔に思えるのが、スローダイヤルです。

          leica3f492.ダイヤル外しの定石として、先端部のイモねじを外し、先端部を取り去りました。

          しかし、実はこれは「要らぬ節介」だったのです。

          これから先は、このダイヤルは簡単に取り外せそうにありませんので、あきらめて前板の固定ビス外しに移りました。

          leica3f503.5本のビスを外しました。赤丸で囲んだ2本は短いビスなので要注意です。

          この5本を外しても、まだ前板は外れません。

          leica3f514.さらにマウントリングの座にねじ込んである4本のビスも外します。
          これらのビスは、内蔵物(遮光版など)を固定している様です。

          leica3f525.ようやく外れました。
          写真の様に、スローダイヤルは前板に付いたままで、一緒に外れます。

          leica3f53こちらは、前板を外した後の本体機構部です。

          ようやくスローガバナが見えました
          底の方に固定されています。

          leica3f546.スローガバナを外すために、底板を外します。

          leica3f55底板を外した後の本体機構部です。
          何本かのビスの頭が見えますので、この内のどれがスローガバナユニットを固定しているか見当を付けねばなりません。

          leica3f577.写真中AとBのビスがスローガバナを固定しているだろうと考え、外しました・・・・・・が、
          実はこれは「要らぬ節介その2」だったのです。

          正解はAとCのビスでした。ビスBを外したばかりに、後々えらく難儀しました。

          leica3f588.外したスローガバナです。

          スプリングの足が2か所あります。

          leica3f599.スローガバナを取り去った後の、本体です。フォーカルプレーンシャッター幕の前に鎮座しているのは、スローガバナを覆っていた遮光版(作業のために跳ね上げた)です。
          leica3f6010.外したスローガバナは、潤滑油で動きをスムーズにした後、何回かのベンジンじゃぶ漬けを行います。

          その後、本体へ再組み付けします。
          スローガバナ再組み付けした時点で異常無いかどうか、巻き上げとシャッターオンを繰り返そうとしましたが、異常発生!!
          シャッターが落ちません。
          手順7で余計なビスBを外した「要らぬ節介その2」のせいでした。

          巻き上げによってチャージしますがその時底板に配置されているカムも回転し、巻き上げ完了時には、このカムは爪レバーにかかって静止します。その後シャッターボタンを押すと、その力でカム爪を外す、と言うのがバルナックライカの仕組みの様です。
          そして、このビスBは、シャッターボタンを押した力をカム爪に伝える為の板バネを固定する役割を持っていました。

          ビスBを一度外して再度ねじ込んだ際に板バネの位置が微妙にずれてしまって、シャッターボタンを押てもカム爪を十分動かす程の移動量を与えてあげなかった様です。改めてビスBを緩め板バネの位置を微調整しなおしました。

          leica3f6111.ようやく前板の再組み付けです。

          写真は前板を裏から見ていますが。薄い板金のレバーが付いています。これはスローダイヤル位置を、スローガバナに伝える役目をします。

          leica3f62こちらが、そのレバーの相手になる、スローガバナから出ているレバーです。

          これらの2つのレバーが引っ掛かる様に、前板を組み付けなくてはなりません。

          leica3f6312.前板組み付け後は、矢印で指し示した穴から、これら2つのレバーがちゃんと引っ掛かっている事を確認できます。

          でも、どう言う状態が「ちゃんと引っ掛かっている」状態なのかは、わからないままです。
          これで、寄り道は終了!!
          今回のスローガバナ清掃が正解だったか、問題を誘発していないか、軍艦部再組み付けの時に判明するのだ。
          〜〜〜 心配 〜〜〜

          ライカ沓罅Ε侫薀奪轡綸静凜札困ら大分解の旅へ

          0
            西暦2000年、中国は上海のとある中古カメラ屋さんで「買って買って」と訴えていたバルナック型ライカ。名前は沓罎任靴拭
            leica3fa触ってみるとちゃんとした動きをしているし、外観もそこそこきれいだし、公式通りねぎって8万円程で手に入れました。こちらがホームページ記事

            leica3fc試写した結果は「ある点」を除いて満足いくものでした。
            「ある点」とは、フラッシュが点灯しない事です。写真の様に、軍艦部裏側のファインダーアイピース隣にX接点とおぼしきものがあるのですが、ここにフラッシュからの線をつないでシャッターを切っても点灯しません。フラッシュが点灯しないまま13年間放置していたのは、「高額な買い物」だったからです。しかしこれ以上は放っておけません。分解して修理する事にしました。

            症状・・フラッシュが点灯しない。
            推定原因・・内部のどこかでの断線と思われる。


            leica3f011.とにかく軍艦部を外して、中を見ることにしました。

            ファインダー対物レンズのリングを外します。左右2つとも。
            外す時にキズを付けたくありませんので、専用工具を使って反時計方向に回しています。

            leica3f022.2つも外しました。

            leica3f033.次にアクセサリーシューを取り外します。4本のビスで取り付けられています。

            leica3f04シューの下には、薄いステンレス板が敷いてあります。無くさない様に。また、方向性がある様ですから、記録しました。

            leica3f054.次は巻き上げノブを外します。沓罎隆き上げノブには、フィルム感度表示用の窓が有り、その為メカ部品のユニットになっています。

            巻き上げノブを観察すると、まずイモねじが目に入ります。それ以外はピンらしきものが打ち込まれているのにも気が付きます。「どうやら、このイモねじがノブを固定しているようだ」と、緩めにかかりました。

            leica3f06本を読んだりネットで調べたりしながらこの分解を進めているつもりだったのですが、このイモねじを緩めた後の作業が何なのか見つける事ができませんでした。ノブを上に引っ張ってみたものの、全然抜けません。

            イモねじの緩め方が足りないのだろうと勝手に思い込んで、さらに緩めると、なんと、イモねじが外れてしまいました。

            この後さんざんあがいても、巻き上げノブは外れません

            leica3f075.そこで、本体内部の巻き上げ部を観察してヒントを探る事にしました。
            手始めにマウントリングを外します。取り付けビスは4本です。

            leica3f086.カバーの前面に2本の黒いビスがありますから、これを外します。

            leica3f097.軍艦部カバーの正面側に3本、裏側に2本(写真)の飾りビスがありますので、これを外します。

            leica3f108.カバーが外れました。
            フィルムの圧着版、板バネ2枚も一緒に外れて来ますので、取り付け方を間違わない為に、記録を取っておきます。

            leica3f119.機構部が、軍艦部カバー付きで裸になりました。

            leica3f12ここまでに外した単品部品です。

            leica3f13狙いであった巻き上げの機構部です。
            どうやら、内部から分解する手立ては無い様です。
            なんの為にここまで開けたのか・・・

            leica3f1410.気を取り直して、再び軍艦部カバーの上部から巻き上げノブ外しです。
            思いつきました。
            イモねじを外さずにノブを回したらどうだろう

            外したイモねじの穴に極細マイナスドライバーを差し込んで相手のねじ穴を探し、ノブの外周部品と中の部品が一体になる様にしておいて、ドライバーをノブ回りで反時計方向にゆっくり動かしてみました。
            正解です。ノブ自体が徐々に緩んで来ました。
            写真は、この方法で外した巻き上げノブの部品です。左の部品(ワッシャ)から順番に積まれています。

            leica3f1511.ワッシャ以外の5部品を仮組みします。

            leica3f1612.軍艦部カバーに残った部品です。カウンタダイヤルと関連する歯車が見えます。

            leica3f1713.巻き上げ機構の部品をすべて外しました。左から、シャフト、カウンタ目盛、歯車、ワッシャ、ノブで、この順番で積み上がっています。

            leica3f1814.巻き上げノブ機構を取り去った後の軍艦部カバーです。

            leica3f1915.軍艦部カバー外しを続けます。

            リワインドのレバーはビス1本で固定されています。

            leica3f2116.次は、巻き戻しノブ外しです。巻き戻しノブを上に引っ張り上げると、マイナスビスの頭が見えますので、これを外します。この時、リングに上下があるので、要注意です。ビス穴は下側になります。

            leica3f24巻き戻しノブを外した後、軍艦部カバー側を見ると、カバーを押さえているリングが残っています。カニ目のリングです。

            leica3f2517.カニ目リングは細いマイナスドライバーを当てて緩め、その後は手で回して外します。
            ここまで外した巻き戻しノブ部の4部品です。ノブの頭、巻き上げシャフトとのつなぎのリング、ビス、カニ目リングです。

            leica3f2618.次はシャッター速度ダイヤルを外します。

            leica3f27シャッター速度ダイヤル側面のイモねじを緩め、ダイヤルを引き抜きます。
            ダイヤルの下にはマイナスビスがありますので、これも外します。

            leica3f28軍艦部カバー側には、写真の様に部品が残ります。

            leica3f2919.シャッターボタン周りのリングを外します。指サックをしてねじれば緩みますので、そのまま回転して外します。

            leica3f3020.シャッター速度ダイヤルに戻ります。
            シャッター速度ダイヤルを外しマイナスビスを外した後、アルミニウムでできた部品を浮かせると、この部品が3本のイモねじで固定されている事がわかります。
            3本のイモねじを外して、この部品を抜き取ります。

            leica3f31抜き取った後の軍艦部カバーです。

            leica3f32ここまでに外したシャッター速度ダイヤルの部品です。

            leica3f3321.ファインダーアイピースは2本のビスで固定されていますので、ビスを外してアイピースも外します。

            leica3f34外したアイピースです。

            leica3f35アイピースを外した軍艦部カバーです。
            2つの接眼レンズが見えます。これらのレンズは外れやすいですから、無くさない様に、左右を間違えない様に、要注意です。

            leica3f3622.ファインダー対物レンズのリングはすでに外してありますので、飛び出しているレンズも外します。左右間違い無い様に保管しておきます。

            leica3f37軍艦部カバーを外す準備が完了しました。

            leica3f3823.軍艦部カバーを外しました。


            leica3f3924.念のために、軍艦部に刻印されているシリアル番号と機構部に印刷されているシリアル番号を比べます。一致しています。

            leica3f4025.外した軍艦部カバーです。アクセサリーシューの穴からリード線の先端が見えます。

            leica3f41アクセサリーシューの穴を拡大してみます。

            leica3f42軍艦部カバーを内側です。

            leica3f4326.機構部を上から見ます。中央が、アクセサリーシューの真下にあたります。

            leica3f44アクセサリーシューの真下にあたる部分の拡大です。X接点に関係すると思われる導体が走り回っています。

            leica3f4527.軍艦部内で、シャッター速度ダイヤル回りです。

            leica3f46軍艦部内で、巻き戻し部周辺です。
            ファインダーブロックの左側カバーが外れてしまいました。後程接着します。

            leica3f4728.こうしてバラバラになってしまったライカ沓罎任后
            このバラバラ状態を見ると、本題のフラッシュ点灯セズ問題から外れて「分解」その物が独り歩きしている感じです。

            疲労困憊(ひろうこんぱい)です。
            ここまで分解したのですから、オーバーホールしたい気になりました。
            少し頭を冷やして、次の行動を決めます

            トラブル続きのミノルタHI-MATIC7を修理完了へ

            0
              himatic727 酔った勢いでさんざんな状態にしてしまったミノルタHI-MATIC7の回復記録(記事はこちら→)の続きです。

               再組み付け後、メーターの振れ、マニュアルでのシャッター羽根、絞り羽根の動きをチェックし正しく動作している事を確認後、写真の様にシャッター速度、絞りともにA(オート)に合わせて、AAでの動作確認をしました。

              しかし、しかし、明るかろうが暗かろうが、絞り羽根は絞られたままで反応しません

              himatic7281.もう一度分解です。

              底カバーを外し、メーターを外し、鏡胴部を本体から外します。
              配線は外しません。
              写真の状態でも、AAレバー(部品A)の動きはスムーズではありません。

              himatic7292.トラブルの原因は、AAレバー(部品A)がガイド部品(部品B)にこすれてしまい、動きがスムーズで無いからでした。
              ガイド部品(部品B)の固定ビス2本を緩めて、できるだけAAレバー(部品A)から逃がして固定してやると、AAレバー(部品A)の動きはスムーズになりました。

              himatic7303.メーターと鏡胴部を本体に再び組み付けます。
              AAでの動作も問題なくなりました。

              himatic7314.ここまでに底カバーを外しての作業を繰り返しており、その間2件のトラブルが発生しました。

              トラブルその1・・・スプリング(部品A)の足外れ。このスプリングは、フィルム巻き上げ後歯車を定位置に止めるための爪を押し当てる役目をしている。スプリング力が掛らなくなると、歯車の位置が狂い、シャッターボタンが落ちない。

              トラブルその2・・・部品Bのつぶれ。おそらく鏡胴組み付け不良による?つぶれた為に鏡胴のシャッターチャージを完了させる事ができなかった。

              himatic7325.軍艦部カバーも取付け、最終の動作確認をします。

              himatic7336.「全て順調」のはずでしたが、残念!!
              フィルムカウンターが動いていません

              himatic7347.再び軍艦部カバーを外します。
              矢印で指し示したスプリングの足が外れていました。このスプリングは、カウンタを進める(回転させる)爪を押し当てる役目のものです。

              himatic735判りにくいですが、矢印の様に引っかかっているのが、正解です。

              himatic736スプリングを掛け直した後、カウンターは正常動作に戻りました。

              himatic7378.ここまで来ました。

              himatic7389.カバーのゴムを貼ります。
              カバーの状態は、向かって右側が半分だけ剥がされ、左側は完全に剥がされています。シャッター部の金属カバーはゴムカバーの下になります。

              himatic73910.向かって右側を貼ります。小道具としては、つまようじとセロテープを使います。

              himatic740向かって左側は、全体位置合わせをしセロテープで仮留めした後に、ヒンジの部分から貼ります。

              himatic741貼り付け第1ステップは写真の状態で、接着剤が乾くまで放置します。接着剤も写真に入れておきました。

              himatic74211.接着剤が乾いたら、貼り付け第2ステップとして、向かって左側の残りの部分を貼り付けます。
               
              この後、巻き上げレバーを組み付けて、ようやく完成♪♪
               

              酔った勢いでミノルタHI-MATIC7をさんざんな状態にして・・・後始末だー

              0
                1996年に友人から譲り受けたHI-MATIC7、メーターがうまく動きませんでした。ジャンクを入手できた翌年、CdSとメーターをセットで交換修理して試写に至り、結果は上々でした。
                そのまま時が過ぎたのですが、2010年再確認時に又しても動作不良で、分解修理の破目にに陥りました。
                よせば良いのに、お酒飲んでいたんですねー、この時
                お酒飲むと気持ちが大きくなるって、本当!!
                スイスイばらして、部品壊して、あげくは組み付け方忘れて、・・・
                himatic7
                と言う次第で3年間放置していましたが、ハードオフでたまたまジャンクのHI-MATIC7見付け、部品取り用に購入しました。
                準備万端、今回はお酒抜きで修理に挑戦です。

                himatic7011.まず、最大の問題である壊してしまった部品の確認です。
                軍艦部を外すと見えます。矢印の部品です。下の鏡胴部分から出てきているレバーで絞り羽根の開閉を行っていますが、先端が折れて無くなってしまっています。本来であれば先端部に穴があって、そのあるべき穴は、このレバーの左隣に見える穴とピンで連結されていなくてはなりません。左隣の穴は、バネで押し下げられていますが、メーターの針と連動して動きます。そこで、このレバーには、勝手に「AAレバー」と名付けました。

                himatic7022.バラシます。バラシます。バラシます。
                ここまで分解しないとAAレバーは外せません。
                右側が修理対象のカメラで、左側がパーツ取り用ジャンクです。

                himatic7033.鏡胴の再組立てからスタート。
                ここで、矢印で指し示した小さなステンレスの部品はシャッター速度ダイヤルのクリック感を出すための板バネですが、置いただけでは写真の様にはみ出てずれてしまいます。

                himatic704この様に板金の下にしっかりとはめ込みます。

                himatic7054.その上に絞りダイヤルリングを乗せます。このリングの切欠きに、下から出てきている絞り羽根開閉のツマミがはまる様な位置です。

                himatic7065.さらにその上には薄いステンレス板を置きます。これは、絞りダイヤルリングとシャッター速度ダイヤルリングとの間の摩擦を軽減します。

                himatic7076.シャッター速度ダイヤルリングを置きます。このリングの切欠きに、下から出てきているシャッター羽根速度設定のツマミがはまる様な位置です。

                himatic7087.ここまで済んだら、鏡胴先端部を固定します。
                固定には3本のビスを使いますが、写真中で締めているビス1本だけ長いので注意が必要です。この長い1本は、上にかぶさってくるCdS露光部の回転防止用です。

                himatic7098.ここまで組みあがりましたので、シャッター羽根の動きや絞り羽根の動きをチェックします。
                同時に、X接点が正常に働くかもチェックします。写真の様に外部X接点にフラッシュをつないでシャッターを切る、点灯確認で十分です。

                himatic7109.前球をねじ込みます。ねじ込む前にはレンズ、羽根側ともに十分清掃します。

                himatic71110.Cds露光部を入れて、それをリングで押さえます。押さえリングは、ケガキコンパスを溝にはめ込んでねじって固定します。

                himatic71211.Cds露光部がちゃんと働いているかどうか、2本の赤色リード線間の抵抗値をテスターで読みます。正確な値は判りませんので、CdS部への光の入る量やフィルム感度を変えた時に、抵抗値が変わってくれればOKとします。

                himatic71312.鏡胴部の表側の再組立てが終わったので、裏側に移ります。
                写真の中の部品AがAAレバーで、これを良品と交換しなくてはなりません。そのために、上にかぶさっているガイド部品Bとシャッター連動レバーCを外します。

                himatic71413.AAレバー(A)を正規品と交換しました。シャッター連動レバー(C)は、まだ外したままです。

                ここまでの作業で大トラブルが発生しましたのでメモしておきます。ガイド部品(B)は2本のビスで固定されていますが、このうち1本(写真上側)はコード押さえと鏡胴本体に共締めで、他の1本(写真下側)は鏡胴本体のバカ穴を貫通して板ナットで締められています。大トラブルは、板ナット締めのビス(写真下側)で発生しました。このビスは緩めるだけにしておかなければならないのに外してしまったのです。おかげで再び板ナットと締め付ける時にとても煩雑な作業になってしまいました。

                himatic71514.次は遮光フードを取り付けます。ビスが小さいので要注意です。上の部品は距離計とのつなぎになるもので、これも再組み付けします。

                himatic71615.鏡胴部の再組立て終了です。

                himatic71716.完成した鏡胴部をカメラ本体に固定します。固定ビスは4本です。

                himatic71817.CdSからのリード線2本(赤色)と電池からのリード線1本(青色)は、写真の場所で、下から出てきます。

                himatic71918.メータを組み付ける前に、動作確認します。


                himatic72019.動作確認できたら、メーターを取り付けます。

                himatic72120.良品AAレバーは、写真の様に下から出てきています。

                himatic722このAAレバーをメータ側とつなぐピンです。左側がバラバラになった状態で、ねじ止めできる2部品あり、AAレバーの穴を通してAAレバーを2部品間で締め付け固定します。
                写真右側が、AAレバーの一部を挟み込んだままの2部品です。

                himatic72321.結合完了です。

                himatic72422.ここまでの組み込み状態を上から見てみました。2つの矢印で指し示されているのはメーター固定用のビス2本です。

                himatic72523.底板も再度組み付けます。

                himatic72624.電池を入れます。正規品のMR-9はすでに市販されていませんので、アダプターを使います。
                写真左から、電池蓋、アダプター、LR44です。

                himatic72725.全ての再組み付けが終わりました。
                メーターの振れは光の加減で増減します。シャッター速度はダイヤルに合わせて変化します。絞りはダイヤルに合わせて変化します。

                やれやれ、やっと終わりました・・・
                最後の確認は、絞りA、シャッター速度A、いわゆるAAでの動作確認します。
                うわー、明るかろうが暗かろうが、絞りが目いっぱい絞られたままだー!!
                と言う事で、まだ修理完了には至りませんでした
                でももう気力ないから、今日はここまで、後はアルコールで疲労回復をはかりましょう。

                 

                オリンパスPEN EE2の修理続編

                0
                  絞り羽根の清掃まで終わったとは言え、まだまだ先が長いEE2。(ここまでの作業は、こちら→です)
                  今日は、シャッター羽根の清掃からスタートしま~す。
                  ee2301.レンズユニット側に残ったシャッター部です。羽根が中途半端に開きっぱなしなのがわかります。

                  ee2312.写真のレバーを外す為に、まずマイナスドライバーでネジを外します。
                  細いバネが掛っていますので、分解後無くさない様に注意が必要です。

                  ee232外したレバー、他の部品です。段付きネジ、バネ、レバー、一番下にはスペーサー、の順に組まれています。

                  penee2333.黄色の矢印で指し示した3本のビスを外すと、シャッター羽根を覆っている部品が外れます。
                  ところが、このままではAのビスが外せません。上に取り付けてあるメーター(B)が邪魔をしてドライバーが入らないのです。
                  手順は前後しますが、メーターを固定しているビス(C)を緩めて、メーターの位置をずらし、ビスAを外します。

                  ee2344.取り外した部品にはX接点が設けられており、その関係で、軍艦部カバー、前カバーにリード線でつながっています。

                  ee2355.ひっくり返して見ると、しっかり粘着したシャッター羽根が見えます。2枚組ですが、もう1枚はレンズユニットのベース側に残っています。

                  ee2366.このシャッター羽根をはがして、ベンジン清掃します。方法は、ジャブ漬けとふき取りの何回かの繰り返しです。

                  ee2377.シャッター羽根をはがした跡には油膜が付いています。

                  ee238この油膜もベンジンできれいに拭き取ります。

                  ee2398.きれいになったシャッター羽根をきれいになった部品に配置します。
                  9.
                  ee2409.レンズユニットのベースを裏返して見てみます。

                  ee241シャッター羽根の片割れが残っていますので、これをはがします。

                  ee24210.はがしたシャッター羽根は、ベンジンにジャブ漬けしてふき取り、これを何回か繰り返します。

                  ee24311.こちらも、シャッター羽根をはがした跡には油膜が付いています。

                  ee244この油膜もベンジンできれいに拭き取ります。

                  ee24512.きれいになった2枚のシャッター羽根が、きれいになった部品の上に配置されました。動きはスムーズになっています。

                  penee24613.この後再組立てに入ります。再組立てにあたっては、その途中途中で動作チェックしなくてはなりません。
                  矢印Bのシャッターボタンを押して羽根の動きがスムーズな事を確認する訳ですが、その際にはシャッターチャージが必要です。写真中で矢印Aで指し示した歯車がチャージ用です。

                  ee24714.レンズユニットの再組み立てが終わりました。動作チェックの一つとしてフラッシュ点灯確認を行います。
                  写真の様に、軍艦部カバー、前カバー、レンズユニットのアース側は黄色いリード線でつないでいます。

                  ee24815.レンズユニット単体でのチェックが終わったら、本体へ再び組み込んで本体に組み込んで、再び動作確認します。
                  ところで、工程3でメーターの取り付けビスCを緩めメーター位置をずらしていたので、この位置を戻します。ただし、いい加減なやり方で位置決めすると、上手く動作しません。
                  私の失敗例では、アンダー露光でシャッターボタンを押した後は、露光量十分に戻してもアンダー露光状態のままでした。メーター部を観察してみると、「段カム」が写真の様に上にせりあがったままでした。。

                  ee24916.このトラブルは、「段カム」がメーターとこすれている為でした。
                  メータの取付け位置を調整すると、このこすれは無くなり、写真の様に段カムは戻る様になりました。

                  ee25017.再組み付けも最後の作業に入ります。
                  正面ではがした皮の貼り付けです。

                  ee25118.使用する接着剤は「アラビアゴム」。

                  ee252皮の裏側に薄く均一にノリを付けます。

                  ee25319.そのまま押さえる訳ですが、平らに、しかも強度を持って貼りついてもらう為には、しばらく押さえて置く必要があります。
                  押さえ方はいろいろ工夫しますが、レンズユニットと本体の隙間に「つまようじ」を差し込んで押さえるのも、一つの方法です。
                  ちょっとばかり長い工程にmなりましたが、ペンEE2の修理も完了しました。
                  最近は写真フィルムも現像も身近ではなくなりましたので、試射はしませんが、たぶん実写しても問題無いでしょう。

                  次は、酔った勢いでさんざんな状態にしてしまったミノルタのHI-MATIC7にお付き合いしてもらいます。

                  オリンパスPEN EE2の修理

                  0
                    一世を風靡したハーフカメラ・オリンパスPEN。 
                    ee2 そのシリーズの中の一つ、1993年に叔父貴からもらったEE2(こちらがホームページ記事)のシャッター羽根、絞り羽根が動かなくなった。明らかに油膜による粘着と思えるので、分解して羽根を清掃することにした。
                    症状・・・シャッター羽根、絞り羽根が動かない。
                    推定原因・・羽根への油膜による粘着

                    ee2011.どこから分解するか?
                    どこかの時点でレンズ前面のセレン感光体を外さなくてはならないので、手始めにここに手を付けます。ただし、この部分には、工具をひっかける様な溝や穴は全く無いし、ビスもありません。

                    ee2022.と言う事は、いつものパターンの力仕事が必要と言う事でしょう。親指と人差し指に指サックをして、飾りリングを押し付ける様にしながら反時計方向に力を入れます。

                    思惑通り、飾りリングは回りました。

                    ee2033.次は、「これも外さなくてはならないのか?」と思うくらい判りにくいのですが、絞りダイヤルリングの一部、手前側の金属部、も外します。外し方は、やはり指サックで押さえ回しです。

                    ee2044.ここまで外した2つのリングです。

                    セレンを浮かせてみようと試みたのですが、配線がキチキチになっているので無理でした。と言う事はこれ以上ここを触るのは無理と言う事なので、レンズ前面からの攻撃はここで一休み。

                    ee2055.となると、正攻法です。レンズユニットその物を本体から取り外して羽根にたどり着く作戦を取ります。
                    軍艦部の取り外しから、です。

                    まず、巻き戻しノブの溝にドライバ先端を刺したままノブを反時計方向に回転して、このユニットを取り外します。

                    ee2066.巻き戻しノブを取り外しました。2本のビスが見えてきましたので、この2本を抜きます。

                    ee2077.さらに本体右側もビスで固定されているので、これも抜きます。ここまでで、軍艦部は外れます。

                    ee2088.軍艦部を開いた状態です。

                    ee209フラッシュシュー用のリード線は、はんだ付けの上から接着剤が塗布されています。。

                    ee2109.軍艦部の次は、前板を外します。
                    前板は右側(X接点側)のみが外れ、これはビス2本で本体に固定されています。
                    この作業の前段階として、皮をはがします。アルコール(消毒用で十分)をしみこませながらマイナス時計ドライバーの先端で少しづつはがして行き、無理をしてはいけません。前板の境目が現れたら、はがすのを止めます。

                    写真の状態で、ビス2本を外します。

                    ee21110.いよいよレンズユニットを本体に固定しているビスを外します。
                    そのビスは、裏蓋を開くとビス頭が見える4本です。この4本を外します。

                    ee21211.はい、外れました。
                    メーター、ファインダー付きのレンズユニットと、前板、軍艦部です。

                    ee213ここまでに外した部品です。

                    ee214巻き上げ機構だけが残った本体です。

                    ee21512.実はレンズユニットを外す時に底板に引っ掛かり、作業を難しくしていました。そこで、再組立て時の事を考えて底板を外します。巻き戻し用のレリーズピンが自然落下しますので、なくさない様にします。

                    ee21613.さてここからはレンズユニットのバラシです。

                    前面に戻って、3本の固定ビスを外します。


                    ee2173本の固定ビスを外した後に、絞りダイヤルリングを持ち上げると、リング取り付け円板と一体になって外れます。感光体へのリード線は、本体から外した時点で自由になっています。

                    ee217a14.鏡胴部分を拡大します。
                    矢印で指示した3つのビスがレンズ部を固定していますので、この3本を抜きます。


                    ee21815.前球部は2枚のシム(薄い金属)を敷いています。また、絞り羽根もレンズ部の一部として組み付けられています。

                    ee21916.絞り羽根の動きを確認します。
                    写真左が絞り解放、写真右が絞り切った状態ですが、外力を加えなくても状態を保てます。すなわち、絞り羽根はしっかりと粘着してしまっていると言う事です。

                    ee22017.レンズ部の裏側、後球に穴が二つありますので、ケガキコンパスの先端を穴に入れて反時計方向に回します。これで、後球が外れます。

                    ee22118.後球が外れ、絞り羽根機構が見えてきました。絞り羽根機構は3本のビスで固定されているのがわかります。

                    ee22219.3本のビスを外して絞り羽根機構を横にスライド、引き抜きます。この時3つのビス穴用のスペーサー3枚も一緒に出てきますので、無くさない様にします。


                    ee22320.絞り羽根機構を裏返しにしてみます。部品は全てカシメで組み付けられていますので、これ以上の分解はできません。

                    ee22421.絞り羽根機構をベンジンにじゃぶ漬けして、洗浄します。
                    洗浄後は羽根の動きを確認し、スムーズに動くまで洗浄を繰り返します。

                    ee22522.絞り羽根機構の洗浄が終わりました。
                    又、前球、後ろ球も、綿棒にかぶせたレンズクリーナーペーパーできれいに拭きました
                    さてこれからレンズ部の再組立です。

                    ee22623.3つスペーサーをビス穴の上において・・・

                    ee227絞り羽根機構を、前球保持部品の横に開いているスリットからスライドして入れます。

                    スペーサーをビス穴からずらさずに絞り羽根機構を定位置に持ってくる事の、まーなんと難しいこと!!

                    ee22824.ようやくレンズ部の再組立てが終わりました。
                    絞り羽根の動きがスムーズである事も確認しました。

                    ee22925.レンズ部再組立て後の部品たちです。

                    ここまででかなり精力を使いました。
                    今日の作業はここまで、です。
                     

                    ヤシカministerのスローガバナー清掃

                    0
                      JUGEMテーマ:中古カメラ・レンズ・撮影機材
                       1996年、絞りが効かなかったのを承知で購入したヤシカのminister(こちらがホームページ記事)です。購入後、さっそくジャンクのministerから部品流用して修理したものの、スロー秒の領域でのシャッター開時間がダイヤル設定値より長目になっているままで放っておきました。
                       「すべての保管カメラを修理するぞ」と決めた以上、このカメラもこれ以上放っておけません。 
                      症状・・・スロー秒の領域でのシャッター開時間が、ダイヤル設定値より長めの様な気がする。
                      推定原因・・スローガバナー内のチリ、汚れ
                      minister11.今回は、スローガバナを取り外して清掃します。
                      その為に、鏡胴のバラシを開始します。前面からです。
                      写真中の黄色い矢印がユニットの境目で、それよりも前面の黒い筒の部分が前球ユニットです。

                      minister02見たところ前球ユニットを外す為の溝やビス穴が有りません。
                      やむを得ず、工具無しの人力作戦です。両手の親指にゴムサックをはめて前球リングに押し当て、ねじります。

                      minister032.前球ユニットが外れました。

                      minister04こちらは、前球ユニット取り外し後の本体です。

                      minister053.本体の鏡胴部を拡大して見ます。
                      歯車の様な押さえリングと、このリングの回転を阻止するピンが、赤いペイントで印付けた様に配置されています。

                      minister06このピンをマイナスドライバーで180度回転してやると、ピンの頭が押さえリングよりも低くなり、押さえリングを回転できます。

                      押さえリングを外す前に必ずシャッター速度と絞り値を記録します。今回はBと2.8です。

                      minister084.押さえリングを外しました。

                      minister095.押さえリングと、ダイヤル部も外しました。シャッター機構が出て来ました。

                      minister07外した押さえリングとダイヤル部です。

                      minister106.
                      シャッター機構はシャッター制御カムで覆われています。このカムを外す前には、カムとピンの状態を記録しておきます。

                      写真は、シャッター制御カムを外した状態です。

                      minister11ここで初めて、今回の狙い「スローガバナ」が姿を現しました。赤線で囲んだ部分で、矢印で示した3本のビスによって本体に固定されています。

                      minister127.外した3本のビスと、スローガバナユニットです。

                      minister138.スローガバナユニットを外した本体側です。
                      2つの黒いビスで締めつけたネジ穴には、シム(薄いスペーサー)が噛ませてありました。

                      minister14光の関係でシムが判りにくいので、別の角度からも記録しました。

                      minister159.ここまでに取り外した部品です。

                      minister1610.外したスローガバナユニットは、まずベンジンに漬けて洗います。
                      ベンジン洗浄の後動きを確かめて、スムーズに動けば防錆潤滑剤を吹き付け、防錆潤滑剤がしっかり回り込んだら再びベンジン洗浄します。

                      minister1711.再組み付けします。
                      矢印で指し示したビスを締めつけすぎたのでガバナーの動きが悪くなってしまいました。要注意です。

                      minister1812.ダイヤル部の再組み付け前の状態です。
                      赤丸で囲んだ部分の奥に、絞りのドッキング用溝が見えます。飛び出ているピンはシャッター速度のドッキング用です。この2箇所のドッキングをきちんと行って、押さえリングで固定します。

                      minister1913.押さえリングをはめ、赤印が合致する位置でピンによる回転防止を行います。
                      前球を付ける前に、後球内側(前側、羽根側)をクリーニングします。クリーニングには、綿棒に巻いたレンズクリーニングペーパーを使います。この時、シャッター速度はB、絞りは最大解放(2.8)です。

                      この後は、前球ユニットをはめて、しっかりねじ込めば完了です。

                       

                      << | 3/7PAGES | >>